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偽島三期 十日目

*結果の日記とは別物です*

【十日目 登場人物】
Eno135 ガルフ
Eno183 ウーゴ・ソル

前期 Eno721 マイト・カルフール

【十日目 観察記録】
False Island
遺跡外に長距離通信設備を設置。
テスト……完了。

○年△月×日。パターンスカーレット。
記録開始時刻…………よろし。
伝達手段、長距離混合通信。映像音声出力。

「……ら……こちら、紅……」

「ホー!」
「来たか。こちら銃爪。聞こえるか」

「こちら、紅……本当に君なのか?」
「そうだ。紅の、久しぶりだな」
「……」
「……こちら銃爪。聞こえているか、紅の」
「……何故……君は。死んだはずだ……」
「あれは偽装だ。今まで隠れていた」
「手紙。性質の悪い冗談だと、最初は思った。
 でも無視できなかった! なんで、今更! ボクは、君が死んだと!」
「誰にも明かせられなかった。悪いな」
「……っ」
「……”島”に来い、紅の」
「まだ”島”で宝探しは続いて……何を求めているんだ貴方は」
「お前の目で確かめに来い」
「勝手だよ、それ」
「そうだな」
「……時間がかかると思う。すぐには、無理だ」
「そうか。待っているぞ、急げよ」

記録終了。
…………。
……。

--------------------

「長距離通信もうまくいったようだな。
 私がテストしたときは、なかなかうまくいかなかったのだが」
「"運がよかった"のだろう」

難しい顔で顎をなでながらガルフは呟いた。
ウーゴに応えたというよりは、愚痴をこぼす響きだったが。

「彼は何者かね」
「幽霊だ」

この元軍人がわざわざ手紙を送って呼び出す人物だ、ウーゴにも興味はある。
この島で同じように遺跡を探っていた経験があるのなら、なおさらだ。
しかし、さすがにウーゴもガルフの返答にはいささか戸惑った。

「幽霊?」
「そうだ。実際には少し違う。
 俺には幽霊のようなもので、幽霊のようにしか見えない。
 実際に幽霊だと思える幽霊なのだが。幽霊ではないと主張している。
 昔、とある国の姫様より報酬ついでに賜った魔術書についてきたオマケだ」
「よくわからんな」
「俺もうまく説明できない。会ってみればわかるとも言えない。
 ……とはいえ、あいつより珍しいやつは遺跡にはいっぱいいる」

肩をすくめてガルフは立ち上がった。狭い通信室に留まることもない。
ウーゴに移動を促して歩きながら話を続ける。

「悪霊の類だったらしい。伝承では人に取り憑いて殺すという。
 "運がよかった"んだろう、なんとか生き残ったが俺も殺されかけた。
 そして逆にあいつを使役できるようになった。そういう契約らしい。
 その契約も今はないが……まあ大丈夫だろう」
「危険だな……そいつを召喚するのか。そんなものには見えなかったが」
「無害とは言い難いが、それなりに扱いやすい奴だよ。
 任せてくれ、そんな大きな迷惑はかけないはずだ。
 力にはなると思うが……間に合えばの話だな」

ウーゴの思案深い表情にガルフは皮肉な笑みで自信ありげに頷いた。

テーマ : 栗鼠ゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

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装備なし時は経験値稼ぎどうぞ。

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